マイホーム購入記(その3)

スポンサーリンク

 

■2009年8月29日 運命の日

これまでのまとめ

・希望エリアで予算内で買える2階屋はない
・駅近10分圏では、3階屋も予算的には厳しい
 (ワケあり/中古/狭い物件ならないことはない)
・バス便、坂道はぜったい嫌!(妻)
・希望エリア外れるなら2階屋がいい(妻)
 希望エリアで利便性が◎なら3階屋も検討

そして、8/29 夕方、帰宅途中にとある看板を目にする


その看板が立っていた場所は広い更地の脇で、
大きな看板は新規分譲の案内広告でした。

実は、その看板は1週間前にも通りすがりに見ていて、
軽く話題になったものでした

1週間前は何事もなく通りすぎたのですが、
なぜか、この日はわざわざ戻って看板を確認しに行きました。

そして、「今日は疲れているから帰ってから調べればいいじゃん」
という妻の忠告には耳を傾けず、即電話!

今思えば、なぜそのような行動をとったのか、自分でも分かりませんが
なかなか物件がでてこない状況で藁をもすがる思いだったのかもしれません。

ダメもとで価格だけ聞いて帰れば、それ以降、看板が気になることもないし、
あきらめもつくと思っていたのです

それがなんと、オール2階建て物件で予算内の物件もあるという

しかも、18棟分譲予定で残り4棟!

電話で営業所を確認して、10分で伺いますと返事をしました


ここからの話は、自分でも信じられない展開が続きます。


営業所で詳しく話を聞くと、

・まだ看板のみのいわゆる未公開物件(物件チラシもできていない)である
・4棟中2棟が予算内
・すごい勢いで売れているらしく、他にも検討している客がいるらしい
・2駅利用可能で、どちらも徒歩20分くらい
・住宅メーカーなので、仲介手数料は不要

物件的には、土地も広くてかなり希望に近い
ただ、駅からの距離が気になる
(土地勘はあったが、歩くとかなりかかりそう)

今までにない感覚が全身を襲う

もしかすると、希望エリアでこれ以上条件のいい物件は
この先出てこないんじゃないか!?
このまま、土地探しを続けてもいつになるか分からない。
子連れでの不動産屋巡りに疲れていたため早く楽になりたいという気持ちもあった

その会社が建てた物件で内見できる物件がないか確認すると、
車で40分かかる場所に1棟あるという

ちょうど自宅方面だったので、その夜、案内してもらうことになった

見せてもらった物件は、金額も高いものでしたが、
大きな問題はなさそうでした
年間2000棟くらい建てている住宅メーカーだそうです
家に帰って調べたら東証一部上場企業だったので、
そんなに悪くもなさそうです。

営業マンと分かれたあと、

自宅近くのリンガーハットで緊急家族会議

物件に関する、図面やCGイメージ、設備カタログなど
詳細な資料を一式もらっていたので、間取りを何度も確認したりしました
なんだか食事した気がしない夕食でした

「いいんじゃない?」「駅からどれくらい?」
「出会ったんじゃない!?」「来週には売れてるかもね」
「何かだまされているんじゃないか?」「どうしよう~」みたいな感じでしたね

不安はありつつも、もしかしたら、買うかもしれないという空気もただよう

買うと判断するなら早くしないと売れてしまう
夜の状況は今日確認しておいたほうがいいかも

ということで、現場アゲイン
夜の現場周辺を確認しました
(疲れて帰る予定だったのに・・・)

予算内の安い方の物件は大通りから遠い側だったので割と静かでした

帰宅途中も、どうしようか議論は続く・・・

駅からの距離は翌朝歩いて確認することにし、
結論はでないまま翌朝に備えて就寝。

つづく